教えて豆知識

土地探しのポイント

不動産の購入・売却というものは、皆様の人生において最大のイベントであり、絶対に後悔したくない一大事業の1つです。

生活環境を考慮する

まず、会社や学校、よく家族で出掛けるところへのアクセス状況をはじめ、公共の施設や病院、スーパーなどへの利便性を熟慮し、騒音などの気になる環境かどうかをチェックする。

購入に際しての土地形状や方角、方位

台形、円形、三角といった変形の土地は家屋が建てにくいため長方形や四角、正方形に近い形状が望ましいです。
方角、方位は南向きがベストで人気が高いですが、土地の価格も固定資産税も当然高くなってしまいます。
間取り等により光の採り入れや工夫によって暮らしやすい方法を検討するのも一つの考え方です。

購入検討している土地の地盤

田、畑、または水路があったと思われる場所は、水が湧きやすく、地盤沈下する恐れがあります。
しっかりと造成されているかどうか調べましょう。
方法としては、地耐力検査があります。(土地の所有者の承認が必要になります)
傾斜地は特に地盤が弱くなりやすいので、検査を受けることをお勧め致します。
造成に関しては、おおよそ造成から1年位、経過すると地盤が安定すると言われています。

建築を予定している家の大きさ

敷地にめいっぱいギリギリに、家を建てられるわけではありません。
「建ペイ率=敷地面積に対する建築面積の割合」と「容積率=敷地面積に対する延床面積の割合」が必ず定められています。
望まれる土地、建物の広さを確保するためには、建ペイ率や容積率も大事な項目になりますので前もって調査しておく必要があります。

敷地に接している道路の幅

家を建てるためには、幅が4m以上の道路に、敷地が2m以上接していないといけません。
道路の幅が4m以下ですと敷地との境は後退します。
敷地の面積が小さくなる為建ペイ率、容積率も当然、小さくなります。
敷地と道路の関係も大切な条件になりますので確認しておきましょう。(道路幅は側溝等も含まれます。)

土地情報に関しては、インターネットや不動産情報誌などで情報収集するのが第一歩と考えられますが、気になった物件があったら納得するまで自分で、又は家族とともに見にいってみてはいかがでしょうか。
日中と夜間、平日と休日、天候などで様々条件が変化していきます。皆でじっくりと観察し、検討を繰り返して判断をして下さい。