教えて豆知識

持ち家の期間貸し

期間を限定して賃貸する定期借家制度が利用できます。
何年何月何日から何年何月何日までの間だけにかぎり賃貸借契約をします。
借入の期間、家賃・保証金・礼金などの条件を書面に記載して契約するとともに、決められた期間の満了により賃貸借契約は終了することを明記し、更新しない旨を契約書にうたうことが定期賃貸借では必要になります。
その上、借主が更新しないことの説明を受け、納得、了解の下で契約書に署名捺印することが必須になります。
従来から行われている普通賃貸借では当初、期間を定めて賃貸借契約をしますが、期間の終了で借主に解約の意思の無いとき、よほどの事情がある場合を除き自動更新される可能性を考えますと、今回の転勤中の賃貸は普通賃貸借ではなく、定期賃貸借を進めたいところです。
期間を限定しての定期賃貸借は相当に厳密な取り決めと借主の充分な了解意思の確認が大切になりますので経験豊富な不動産業者に仲介依頼されることが安全につながるものと思います。